法人概要

ごあいさつ

第二次世界大戦以後、日本の経済成長は、類のない素晴らしい高度成長でありました。しかし、高度成長期から現代にかけて、登校拒否や家庭内暴力に代表される民生教育問題、公害や交通事故などの社会的問題、高年齢化にともなう介護問題、待機児童や要保護児童等子育て関連問題なども、同時に急増しています。高度成長期には、消費が美徳とされ、働くことが人間の幸せであると考えられ、さらには、さまざまな福祉が必要であると叫ばれるなかで、これまでのその多くは、建物を建てる、施設をつくる、制度を整備するといったほとんどが「ハード」を中心としたものが多かったように思います。

この高度成長期を終えた現代、「ゆとり」とか「生き甲斐」を人々は求めるようになってまいりました。そして、福祉のあり方もおのずと「ハード」から「ソフト」すなわち、いかに支援するか、いかにサービスするか、いかに喜んでいただけるか、が重要になってきています。さらに、福祉の分野に治療(療育)を目的とした機能のリハビリにとどまらず社会復帰や自立を目的としたファシリテーションも求められる時代になりました。そして今日ではその「ソフト」をより良く展開するためにも、環境や地域性までも考えに取り入れた福祉サービスが必要になっております。

社会福祉法人白百合学園は、昭和42年に児童養護施設(旧虚弱児施設)「グイン・ホーム」(定員30名)を設立し、以来、多くの「虚弱児」と呼ばれる子どもたちを受け入れてまいりました。戦後間もない頃は、孤児⇒貧困⇒栄養失調⇒病虚弱といった流れの中に設置された虚弱児施設でしたが、時代の流れの中で次第に狭義の病虚弱から広義の病虚弱、すなわち身体虚弱から精神虚弱(心の虚弱)と呼ぶのがふさわしい児童が措置されてきました。そして、今年、平成27年には神戸市で初めてとなる児童心理治療施設「しらゆりホーム」(定員30名)も開設いたしました。現在、家庭で養育困難な児童、発達障害や知的障害を持つ児童、被虐待児や情緒障害を起こしている児童の措置を受け、専門的養護を展開いたしております。

障害者支援施設アリス・エリザベス・ホームは、昭和47年に開設し、障害者の福祉向上を目指し施設運営してまいりました。合わせて、発達に気がかりのある就学前児童を通園で療育する児童発達支援センターも、神戸市北区と東灘区の2か所で開設しております。

今こそ、社会福祉法人白百合学園は、地域における公的法人としての役割を認識しつつ、地域福祉に貢献し地域の福祉力向上のため、地域とともに進んで福祉活動をしていく所存でございます。
どうぞ、皆さま方のご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

2015年7月吉日
社会福祉法人 白百合学園   理事長 小笠原 敏有

法人概要

名称社会福祉法人 白百合学園
代表者氏名理事長 小笠原 敏有
法人認可昭和46年10月
所在地〒651-1101 神戸市北区山田町小部字東山53-14
電話番号078-591-7768
FAX番号078-593-0023
役員等の状況顧問2名 理事7名 評議員15名(内7名理事) 監事2名
職員数約250名
定款に定める事業(1) 第一種社会福祉事業
(2) 第二種社会福祉事業
財務諸表 資金収支計算書事業活動計算書貸借対照表

役員名簿

顧問 森田 啓吾 元神戸市更生相談所長 元御影保育専門学院院長
顧問 日下 知久 元神戸市児童相談所長 元関西福祉大学教授
理事長 小笠原 敏有 グイン・ホーム施設長 神戸市児童養護施設連盟副会長
神戸市知的障害者施設連盟副会長
理事 布藤 明良 元日本生協連合会常務理事 元コープこうべ専務理事
理事 春日 秀樹 春日病院院長 (医療社団)一秀会理事長
(社福)やすらぎ福祉会理事長
理事 森光 規之 元神戸市心身障害福祉センター所長 元神戸市福祉事務所長
理事 橋本 好市 神戸常盤大学教育学部教授
理事 八窪 清 前関西福祉大学准教授
理事 松田 靖彦 筑紫が丘自治会長
監事 大原 利弘 大原利弘税理士事務所代表 北区社会福祉協議会監事
監事 金子 良史 神戸実業学院理事長・院長 神戸市児童養護施設連盟会長
評議員 因田 宏紀 元朝日放送(株)スポーツ局局長 元ABCゴルフC代表取締役社長
評議員 井上 俊彦 芦屋放射線治療クリニックのぞみ名誉医院長 大阪大学名誉教授
評議員 武田 政義 兵庫県顧問 前兵庫県社会福祉協議会会長
評議員 吉田 隆三 (社福)あいむ理事長 近畿児童養護施設協議会会長
兵庫県児童養護連絡協議会会長
評議員 谷村 誠 (社福)みかり会理事長 全国経営協経営対策委員長
神戸市私立保育園連盟常務理事
評議員 加藤 和輝 博愛ヴィレッジ施設長 徳島県知的障害福祉協会会長
評議員 大久保 敏則 きた障害者地域生活支援センター所長 元神戸市障害福祉北神担当主幹
評議員 曺 徳善 愛神愛隣舎施設長 神戸市児童養護施設連盟副会長

※理事は評議員を兼ねる

沿革

(和暦) 内容
1960 昭和35 5月 神戸市家庭養護寮第1号の指定を受ける
1967 昭和42 5月 神戸市東灘区に社会福祉法人 グイン・ホーム認可 虚弱児施設グイン・ホーム開設
1970 昭和45 4月 社会福祉法人 グイン・ホームが天皇陛下より下賜金拝受
1971 昭和46 10月 神戸市北区に社会福祉法人 白百合学園認可
1972 昭和47 4月 精神薄弱児通園施設 白百合学園開設
1976 昭和51 4月 白百合学園に神戸障害児療教育研究所併設
1980 昭和55 5月 精神薄弱児通園施設 白百合学園が精神薄弱者更生施設 アリス・エリザベス・ホームに施設変更
6月 小笠原平八郎 理事長就任
7月 豊島キャンプ場開設
1984 昭和59 4月 グイン・ホームが神戸市北区に移転
9月 和歌山県西牟婁郡中辺路町に社会福祉法人 中辺路白百合学園認可
1985 昭和60 5月 精神薄弱者更生施設 中辺路白百合学園開設
1991 平成3 4月 アリス・エリザベスホームが精神薄弱者デイサービス事業及び短期入所事業を開始
1992 平成4 4月 精神薄弱者地域生活援助事業 エリザベス・グレイスホーム開設
7月 特別養護老人ホーム 白百合ホーム開設
1994 平成6 12月 社会福祉法人 白百合学園が天皇陛下より下賜金拝受
1998 平成10 4月 法改正により、虚弱児施設 グイン・ホームが児童養護施設 グイン・ホームに施設変更
1999 平成11 4月 法改正により、精神薄弱者更生施設 アリス・エリザベス・ホームが知的障害者更生施設 アリス・エリザベス・ホームに改称
2000 平成12 3月 小笠原圭子 理事長就任
2003 平成15 4月 アリス・エリザベス・ホームが支援費制度指定知的障害者更生施設として事業開始
2004 平成16 10月 知的障害者地域生活援助事業 グレイスⅡ開設
2005 平成17 7月 アリス・エリザベス・ホームが児童短期入所事業を開始
2006 平成18 1月 特定非営利活動法人 発達障害児療育センターしらゆり認可
10月 アリス・エリザベス・ホームが生活介護事業、就労継続支援(B型)事業、短期入所事業、日中一時支援事業開始
10月 エリザベス・グレイスホームが共同生活援助事業、共同生活介護事業を開始
2007 平成19 4月 児童デイサービス しらゆりフレンドリークラブ開設
4月 アリス・エリザベス・ホーム竣工
5月 共同生活援助事業、共同生活介護事業第3グレイスを開始
2008 平成20 4月 法改正により知的障害者更生施設 アリス・エリザベス・ホームが障害者支援施設 アリス・エリザベス・ホームに改称
4月 アリス・エリザベス・ホームが自立訓練事業、施設入所支援事業を開始
2009 平成21 4月 共同生活援助事業、共同生活介護事業グレイスⅣを開始
2012 平成24 4月 しらゆりフレンドリークラブが児童発達支援事業を開始
11月 しらゆりフレンドリークラブが児童発達支援センター事業を開始
2013 平成25 4月 共同生活援助事業、共同生活介護事業第5グレイス開始
7月 しらゆりフレンドリークラブひがしなだ開設 児童発達支援センター・生活介護・短期入所・日中一時支援事業を開始
2014 平成26 10月 白百合学園/グイン・ホーム法人合併  小笠原敏有 理事長就任
2015 平成27 4月 児童心理治療施設 しらゆりホーム開設
4月 アリス・エリザベス・ホームが指定相談支援事業を開始
4月 しらゆりフレンドリークラブ、しらゆりフレンドリークラブひがしなだが放課後等デイサービス事業を開始
2016 平成28 4月 児童家庭支援センターしらゆり開設